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中国文学講話(岩波新書) [本(東洋史]

『中国文学講話』
倉石武四郎(中国語学、中国文学)
岩波新書(1968)


堯舜禹は天地人の思想を擬人化したもの
伏羲兄妹とイザナギ・イザナミ

詩経は二拍子、楚辞は三拍子
後漢の古詩十九首

虞美人。
タイトルはメロディーのひとつで詞の内容とは無関係

元代に口語文学が成立
紅楼夢の秦可卿は父の賈珍と密通も召使いに目撃されて縊死した

阿Q精神。
よわいものが人にまけると、
あいてをロクでもないものとかんがえることによって
精神的に勝利するという習性

☆☆☆☆☆
難易度3/5 推薦度2/5

全体に左翼史観が強すぎる。

"論理性に乏しい中国語、対句が発達"
論理性に乏しいというのは疑問。たぶん英語からの錯覚。
日本語も中国語も論理性は問題ない。
ただ英語の論理構造と違うだけだよ。

"三国は、最後は魏によって統一されますが"
西晋です。

・今日の一言(本文より)
宋の天子はひどく開放的で、正月十五夜の、いわゆる元宵の節句などは宮中の門をおおきくあけて、だれでもはいってよいことにし、しかも、天子がお庭にでて黄金の杯でお酒をついてくれたという。
송(宋)의 황제는 매우 개방적이며, 정월 십오일날 밤 소위 원소절(元宵節) 등의 때는 궁중의 문을 열어둔 채, 누구나 들어올 수 있게 하여금 했으며, 더군다나 황제가 마당에 나와 모두에게 황금 술잔으로 술을 따라준다고 한다.
宋代的皇帝很开明,据说正月十五晚上,所谓元宵节时,打开宫门,准许所有的人进入,而且皇帝会到院子用黄金杯给大家斟酒。
The emperor of Song was very open, so he opened wide the gate of the Imperial Court letting everyone in on the night of the first full moon of the year for what is called the Lantern Festival. In addition he also went out into the yard and filled everyone's cups with rice wine from a golden cup.

タグ:倉石武四郎
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