SSブログ

去年読んだ本・お勧めのおよそベスト10 [ベスト10]

去年は、日本語教師養成講座420時間を修了し、日本語教育能力検定試験も無事合格、コミュニティ通訳講座修了した。英語の翻訳、ベトナム語、手話講習も継続中で、タイ語も少し勉強した。秋から日本語学校で教えている。かなり忙しい。

去年読んだ本は、日本語406冊、韓国語22冊、中国語2冊。2016年はついに英語の本は一冊も読まずに終わった。

2015年は、日本語329冊、中国語9冊、英語4冊、韓国語12冊
2014年は、日本語444冊、中国語8冊、英語3冊、韓国語22冊。
2013年は、日本語407冊、中国語17冊、英語8冊、韓国語14冊。
2012年は、日本語221冊、中国語14冊、英語7冊、韓国語18冊。
2011年は、日本語221冊、中国語17冊、英語14冊、韓国語21冊。
2010年は、日本語132冊、中国語9冊、英語23冊、韓国語22冊。
2009年は、日本語315冊、中国語6冊、英語31冊、韓国語2冊。

以前は日本語書籍のみで、
2008年333冊、2007年507冊、2006年649冊、
2005年597冊、2004年826冊、2003年720冊。
これ以前は本に日付を入れる習慣なし。

以下、去年読んだ本のお勧めおよそベスト10、順番は読了日付の逆順。



2016.12.26
『宇宙は「もつれ」でできている:「量子論最大の難問」はどう解き明かされたか』
ルイーザ・ギルダー(科学ジャーナリスト)
ブルーバックス(2016)


☆☆☆☆☆
EPRパラドックス、ベルの不等式、量子もつれを巡る物理学者の話、議論と会話を中心に、往事の物理学者たちの会話を再現する。科学者達の討論がリアルで迫力がある。コペンハーゲン解釈はとっくに古くなっていたんだなあ……。

難易度3/5 推薦度5/5




2016.09.13
『コミュニティー通訳入門:多言語社会を迎えて言葉の壁にどう向き合うか…暮らしの中の通訳』
水野真木子(コミュニティ通訳)
大阪教育図書(2008)


☆☆☆☆☆
コミュニティ通訳の特徴と注意点、通訳訓練法やメモ取りの方法など詳しい。

難易度2/5 推薦度5/5




2016.08.18
『知識ゼロからの国宝入門』
小和田哲男(日本中世史)
幻冬舎(2016)


☆☆☆☆☆
国宝が時代順に解説されていてわかりやすい。図版も豊富で美しさを楽しめる。

難易度1/5 推薦度5/5




2016.08.09
『なぜ「教えない授業」が学力を伸ばすのか』
山本崇雄(英語教師)
日経BP社(2016)


☆☆☆☆☆
ピアラーニングの勧め。教え合う授業。子どもに勉強させるには親が勉強する姿を見せること。子どもとの会話で否定形や命令形を使わない。

難易度1/5 推薦度4/5




2016.05.14
『1駅1題 新TOEIC TEST文法特急』
花田徹也(TOEICテスト特化型スクール)
朝日新聞出版(2009)


☆☆☆☆☆
TOEIC対策に最適でコンパクトにまとまっている。文法の整理にも便利。

難易度1/5 推薦度4/5




2016.04.25
『実験心理学が見つけた 超効率的勉強法:復習はすぐやるな!思い込みで点数アップ!』
竹内龍人(実験心理学)
誠文堂新光社(2014)


☆☆☆☆☆
すべて研究解説つきで信頼性が高い。分散効果、テスト効果、数学のイメージ重視勉強法。数学の成績のいい人は解法パターンを記憶している。

難易度2/5 推薦度4/5




2016.04.05
『ワーキングメモリと日常:人生を切り拓く新しい知性』
T.P. アロウェイ(ワーキングメモリ)
北大路書房(2015)


☆☆☆☆☆
ワーキングメモリの研究の最前線。ワーキングメモリ=短期記憶+注意。文章はシャドウイングよりも翻訳する方がよく再生される。チェスや碁は純粋に学習量が関係し、才能は相関しない。IQ100以下でもチェスの名人になれる。同時通訳者は無意味綴り記憶課題やリーディングスパン課題で常に好成績。不安はワーキングメモリを低下させる。瞑想の訓練がワーキングメモリを強化。

難易度3/5 推薦度4/5




2016.04.04
『いちばんやさしい教える技術』
向後千春(教育工学)
永岡書店(2012)


☆☆☆☆☆
教師としてだけでなく、リーダーとしても役に立つ。相手の心ではなく行動を変える。行動についての指示を与える。教える人は自分ができなかった頃のことは覚えていない。長所は意外に本人には自覚できないから相手の長所を指摘する。

難易度1/5 推薦度4/5




2016.04.02
『サイコパス:秘められた能力』
ケヴィン・ダットン(心理学)
NHK出版(2013)


☆☆☆☆☆
サイコパスの長所を解説。アメリカ大統領の多くがサイコパス的特性を持つ。スティーブ・ジョブズやパウロもサイコパス。

難易度2/5 推薦度4/5




2016.02.14
『日本語の音声入門:解説と演習 全面改訂版』
猪塚恵美子(音声学、言語学)
バベル(2003)


☆☆☆☆☆
日頃、意識しない日本語の正確な発音がわかる。外国語の発音も日本語の発音がわかってこそ正しく発音できるというものだし。

難易度2/5 推薦度4/5




2016.01.29
『친절한 국어문법』
김남미(文法と作文)
사피엔스21(2010)


(親切な国語文法)
音声学から、音声変化の法則、表記ルールなど、韓国語特有の文法などが面白い。複文の概念が日本語の違ったり、敬語のルールの微妙さなどよくわかる。

難易度3/5 推薦度4/5


nice!(3)  コメント(0) 
共通テーマ:

nice! 3

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。