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日本の舞踊(岩波新書) [本(身体技術]

『日本の舞踊』
渡辺保(演劇評論家)
岩波新書(1991)


あれは、写らないんだよ。
吉越立雄

舞踊。
舞は限定された動き、踊は自由

振り。物まね、しぐさ
舞踊は超自然とのコミュニケーションの方法である

藤原道長は舞の名手
白拍子は女性が男装しての舞踊
踊は意味ではない。身体の共感である。
舞踊がもっとも深く依存してきたのが音楽と物語

ただ、無表情で、人形のような、ぎくしゃくして、
一見余韻も詩情もないように見える
機械的な硬い動きのくり返しにしか思えなかった。

井上流の二つのタブー。
顔で表情をしてはいけない、あまり動いてはいけない。井上流は女性のみ

心を捨て、どこにも心を置かないことによって、自由に身体全体にひろがった心
振りの言語、肚の言語、舞い手の言語

☆☆☆☆☆
難易度4/5 推薦度4/5

七人の名人の解説。深淵過ぎて難しい。
これを理解するには舞踊の経験が必要だな。

・今日の一言(本文より)
アメノウズメが、岩戸の前で、化粧をし、笹の葉をもち、しどけない姿で、伏せた桶の上で、足を踏みならして乱舞をした。
아메노우즈메가 바위동굴의 문 앞에서 화장을 하고 옷이 흐트러진 야한 모습으로 엎드린 나무통 위에서 발을 쿵쿵 구르며 난무를 추었다.
天钿女命在岩户前打扮后,拿着竹叶,做出风骚的姿态,在反过来的木桶上脚踏狂舞。
In front of the rock covering the cave's entrance Amenouzume danced wildly, stamping on an upside down tub, wearing make up, her clothing loose, and holding bamboo leaves.
Amenouzume was in front of the rock covering the cave's entrance wearing make up, her clothing loose, holding bamboo leaves and dancing wildly, stamping on an upside down tub.

タグ:渡辺保
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