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絵伝にみる法然上人の生涯 [本(仏教]

『絵伝にみる法然上人の生涯』
中井真孝(国史学)
法藏館(2011)


父は漆間時国

竹馬は、古くは葉のついた笹竹を
適当な長さに切って、
その根元の方に手綱のように紐をかけ、
笹竹にまたがり、ひきずって走った

父の死を15歳とする梅原説は誤り
比叡山に入ったのは13歳のとき

平家物語は法然上人の教えを正確に理解している
絵伝は平家物語の影響がある
大仏殿で女人往生を講義

後白川法皇との関係は造作説に反対。
法然自身が法皇との関係に言及、
往生要集の講義、臨終の善知識をつとめたのは史実

建永の法難。1207年1月。鈴虫、松虫、坊門の局
僧侶への死刑は前例なし
弟子の過を師に問う法令もない

鴨長明の『発心集』に室の泊の遊女の話がある
讃岐の善通寺に参詣し弘法大師の文章を読み喜ぶ
聖覚法印は唱導=演説の名人

定照『弾選択』に隆寛『顕選択』で反論、
定照が激怒し比叡山決起、嘉禄の法難へ、1227年

☆☆☆☆☆
難易度2/5 推薦度3/5

法然上人は弘法大師も好きなのかな?

・今日の一言(本文より、九条兼実)
上人が地面から浮き上がり、虚空に蓮の花を踏んで歩き、身の後ろに頭から光を放ち、お帰りになられるのを、そなたたちは見なかったか。
상인이 땅에서 떠오르고 궁중에서 연꽃을 밟으면서 걷고, 몸의 뒤를 향에서 머리부터 빛을 발하고 돌아가시는 것을 너희들이 보지 않았어?
你们看见过上人回去时,浮上地面,在空中踏着莲花步行,从头部向后发光的样子吗?
Did you see when the high priest went home? He floated from the ground, walked on the lotus flowers in the air, and light shone from his head as he walked away.

タグ:中井真孝
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