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仏教ことば博物館:智慧の森を歩く(浄土選書) [本(仏教]

『仏教ことば博物館:智慧の森を歩く』
川副春海(浄土宗住職、哲学、新聞記者)
浄土選書(2001)


聞法は信じることへの第一歩
阿弥陀さまは無量の光の仏さま

九相歌詩絵巻。
高貴な姫君が亡くなったあとの様子。
遺体の腐敗を描いたもの

知恩院の国宝。阿弥陀如来二十五菩薩来迎図

歓喜踊躍の心おこりたる人は、
自然に三心具足したりといえり。法然

則天武后は自らの顔を写し取って
全宇宙の教手廬紗遮那仏の仏像を作った。

横さまにこの世を超えること。横超

この無限の空間の永遠の沈黙は、私に恐怖をおこさせる。パスカル
The eternal silence of these infinite spaces frightens me.

苦と共に楽しんで生きることを考えなさい
死後に再会できるという希望のなかに最後の時を迎える
神秘体験は副産物

ヒンドゥー教やジャイナ教でもお釈迦さま聖人の一人

空也上人の念仏は歓喜踊躍念仏。
狂ったように頭を振り肩を揺すって念仏をとなえた。
失神するものも
一遍上人の市場での踊り念仏。
四条市場の道場。
舞台の上で一遍ら僧侶が鉦をたたきながら激しく踊る。
観客や出店、押し掛ける牛車

仏教の信は心と身体の動作を伴う相関関係にある

☆☆☆☆☆
難易度2/5 推薦度3/5

則天武后は無茶するな。(笑)

空也とか一遍とか、完全にロックコンサート状態ではないか!
一生を全国巡業した、死のロックバンドだったのか……
信者の動きがヘッドバンキングみたいに思えてきた。

・今日の一言(本文より、登山状)
そもそも、朝に咲いた美しい花でも夕暮れに吹く風に散りやすく、夕暮れから草木についた露のしずくも、朝の光にやすやすと消えていくのです。
무릇 아침에 핀 아름다운 꽃이라도 저녁에 부는 바람에 지기 쉽고 저녁부터 초목에 맺힌 이슬방울도 아침 빛에 간단히 사라져 가는 법입니다.
夫,朝开之荣花,易散于晚风,夕结之露命,易消于明日。
Inevitably, beautiful flowers that bloomed in the morning are apt/bound to be scattered by the wind blowing in the evening, dew on the leaves of trees and plants from the evening will easily disappear in the morning light.

タグ:川副春海
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