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今昔物語集の世界(岩波ジュニア新書) [本(仏教]

『今昔物語集の世界』
小峯和明(日本古代・中世文学)
岩波ジュニア新書(2002)


境界としての門、橋、板、樹
『今昔物語集』の時代には
すでに羅城門はなかった

国宝の琵琶、玄象。中国伝来。
遣唐使の藤原貞敏が中国の廉承武から譲られた

鬼の登場する近江の安義橋
勢田橋
不意に話が終わるものが多い
橋を架けるのが当時の僧たちの一種の慈善事業であった
紫式部の夫、藤原保昌の剛胆さと慈悲
お寺では死者を忌み嫌う
阿波加茂の大楠
今昔物語は普通名詞

☆☆☆☆☆
難易度2/5 推薦度3/5

・今日の一言(本文より)
この玄象は国宝として今も代々伝わっている。まるで生き物のようで、下手に弾きこなせないと腹を立てて鳴らなかったり、塵が積もって掃除しないと怒って鳴らなかったりで、その怒っている様子がはっきりとわかったという。
이 겐조(玄象)는 국보로서 지금도 대대로 전해지고 있다. 마치 생물인 것처럼, 잘 못 탈 때는 화를 내서 울리지 않거나, 먼지가 쌓여 있는데 청소하지 않으면 화내서 울리지 않기 때문에 그 화내고 있는 모양을 분명히 알 수 았었다고 한다.
*げんじょう
这个玄象作为国宝世代相传。据说它好像生物一样,弹得不好时会气得不响,积了尘土却不给擦时也会气得不响,大家会一眼看出它生气的样子。
This Genjo, a special Japanese lute, has been handed down through the generations as a national treasure. People say it is like a living thing and the evidence of its anger can be clearly seen for example when it is not played well, or no one cleaned it even though it was dusty, it doesn't make a sound out of anger.

タグ:小峯和明
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