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日本人のしきたり:正月行事、豆まき、大安吉日、厄年…に込められた知恵と心(プレイブックス・インテリジェンス) [本(日本史]

『日本人のしきたり』
飯倉晴武(宮内庁)
プレイブックス・インテリジェンス(2003)


二十四節季。太陰暦の不便さを補う

毎年十月になると
全国各地の神々が出雲大社に集まることから、
十月を「神無月」
(つまりは、各地に神がいなくなる月)と呼び、
逆に出雲地方では「神有月」と呼ばれる

向かって左側の門松が雄松、右側が雌松
鏡餅、昔の鏡は円形だから
おとそ、中国唐代の薬酒
書き初め、もとは宮中の儀式
初夢は正月の二日の夜に見る夢
七草がゆ。一月七日。中国で官吏の昇進を決める日
釈迦像に甘茶をかける花祭り
端午の節句、鯉のぼり、五月人形、菖蒲湯、粽や柏餅
六月一日と十月一日が衣替え
七夕、中国の牽牛織姫と日本の棚織津女
土曜の丑の日、ウシの日だからウのつく食べ物
除夜の鐘。中国の宋代、12ヶ月、24節季、72侯を合わせた数
七五三に欠かせない千歳飴
あみだくじ、紙の上に阿弥陀仏の光背のように放射線を描いたから

招き猫。彦根藩主井伊直孝、
寺の門前で猫に招かれて中に入ると、もといた場所に落雷

鰯の頭も信心から。
節分の夜にヒイラギの枝に鰯の頭を刺して邪気を追い払った

☆☆☆☆☆
難易度2/5 推薦度4/5

日本人の習慣や文化が一冊でわかる良書。

・今日の一言(本文より)
鰯の頭も信心から。
Anything viewed through the eyes of faith seems perfect.
只要信,泥菩萨也变神。
정어리 대가리도 신심에서 보면 귀한 것이라.

タグ:飯倉晴武
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