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図説「無常」の世を生きぬく古典の知恵!方丈記と徒然草(青春新書インテリジェンス) [本(日本史]

『図説 方丈記と徒然草』
三木紀人(日本中世文学)
青春新書インテリジェンス(2011)


鴨長明の『方丈記』と
卜部兼好の『徒然草』といえば、
万物に不変なものはないという
無常感を主題とする中世の代表的な随筆である。

治承の辻風。1180年の竜巻
鴨長明、伊勢で恋人ができる

金を貯めるために金を使わない金持ちと、
金がないから金を使わない貧乏人は、同じだ。兼好
恋愛を勧め結婚を否定、妻問婚がいい
望ましい友:物をくれる友、医者、知恵のある人
ラブレターを代筆するも相手女性が捨てたためクビになった兼好
念仏者の乗願房。故人の追善に念仏がご利益があると書いた本はない
仏道修行であり、俗事であれ、
必ず決行しよう思ったことは時期にこだわらず、
ただちに取りかからねばならない。

☆☆☆☆☆
難易度1/5 推薦度3/5

僧侶の失敗談を中心に面白可笑しく書かれているのが『徒然草』
明恵上人が、川で馬を洗う男が「足、足」と言ったのを
「阿字、阿字」と聞き間違えて感動したとか、ありそうな話だ。

・今日の一言(本文より、方丈記)
ゆく河の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず。
흐르는 강물은 멈추는 일이 없고 그 강물은 끊임없이 다른 물이 흘러온다.
The flowing river never stops and yet the water never stays the same.
流淌的河水源源不断,而不是原来的水。
水流淌不绝,但其河中流水时刻在移动,此刻之水已不是原来之水。

タグ:三木紀人
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