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法然の世紀:源平争乱の世に万民救済を説く [本(仏教]

『法然の世紀:源平争乱の世に万民救済を説く』
伊藤唯真(仏教学者、浄土宗僧侶)
浄土選書(2001)


栄西。禅宗は戒をもって先となす。
仏法はきわめて行じやすく成じやすし。

父の死は出家前か出家後か
かの仏の願に順ずるが故に。
無観称名なる念仏三昧
安居院唱導の聖覚法印
音芸に通じた空阿弥陀仏
源智の阿弥陀仏の結縁交名に平清盛や源頼朝も

法然教団は法然と直弟子を中核とし
その周辺に与党を擁した念仏上人が多数存在した
平家物語は宗教書
平重盛は法然の年来のパトロン。
その弟の重衡への説戒もありうる

われはこれ烏帽子もきざる男なり。
元服前に父が亡くなったから

☆☆☆☆☆
源智の解説の比率が高い。

・今日の一言(本文より)
凡夫の心は物に随して移りやすし。譬うるに猿のごとし。
범인의 마음은 밖에서 영향을 받아서 쉽게 흐트러진다. 예를 들면 원숭이처럼 불안정한 것이다.
Moreover the heart of the ordinary unenlightened man, because of his surroundings is always liable to change, just like monkeys jumping from one branch to another. It is indeed in a state of confusion, easily moved, and with difficulty controlled.
凡夫俗子的心随着外界容易变化,就像猴子一样心神不定。

タグ:伊藤唯真
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