大乗仏教の思想（センチュリーブックス―人と思想）

『大乗仏教の思想』
副島正光（倫理学）
清水書院（1996）

原始仏教⇒部派仏教⇒大乗仏教⇒秘密仏教
我的な説一切有部と輪廻説

人生にとって一番幸せな事は生まれてこなかったことだ。
つぎに幸せな事は一日も早く世を去ることである。
サッフォー

倫理学とは仲間の理法に関する学問

慈＝マイトリー＝生きとし生けるものを友として見ること
悲＝カルナー＝叫び

分別から無分別への自覚

空：無実体性、無分別性。
時間において無常、空間において無我

"ＡはＡでない。それはＡと言われる。
"と"Ａは空だ。"
は同一内容

維摩は聖徳太子、
勝鬘は推古帝

☆☆☆☆☆
空の説明がわかりやすい。

・今日の一言（本文より）
仏教の空の考えの反対が、素粒子や元素という考えである。
불교의 공(空)의 생각의 반대가 소립자나 원소라는 생각이다.
佛教中"空"的正相反的概念是"素粒子"和"元素"。
The opposite of the idea of sunya in Buddhism is the idea of elementary particles or elements.

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