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哲学のヒント(岩波新書) [本(東洋思想]

『哲学のヒント』
藤田正勝(哲学、日本哲学史)
岩波新書(2013)


生きた哲学は現実は理解し得るものでなくてはならぬ。九鬼周造

井筒俊彦『意味の構造』1972

知を一つの制限として捉える東洋の思想

倫理:すべての人に共通する普遍的な規範、ルール
道徳:それぞれの社会の具体的な規範

我とは点ではなく円、物ではなく場所。西田

白骨観の修行法。
死体が白骨になっていくのを観察することによって、
人間の抱く愛や欲求の空しさを悟る修行法

「こと」の世界こそが真実の世界である

事実には主語も客語もない。西田

時実利彦の四つの遊び:
模倣、憂さ晴らし、代償満足、学問芸術

岡倉天心と柳宗悦の工芸をめぐる対立
生活に結びついた尋常の美。柳宗悦

☆☆☆☆☆
日本の哲学をわかりやすく解説している。
哲学の入門書。

・今日の一言(本文より)
人間は、死と不幸と無知を癒すことができなかったので、幸福になるために、それらのことについて考えないことにした。パスカル
Being unable to cure death, wretchedness, and ignorance, men have decided, in order to be happy, not to think about such things.
인간은 죽음과 비참과 무지를 고칠 수 없으므로 자신의 행복을 위해 이를 생각하지 않기로 했다.
人类既然不能治疗死亡、悲惨、无知,他们就认定为了使自己幸福而根本不需要想念这些。

タグ:藤田正勝
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