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宮崎哲弥 仏教教理問答 [本(仏教]

『宮崎哲弥 仏教教理問答』
宮崎哲弥(政治哲学)
サンガ(2011)


真宗の僧侶、プロテスタントの牧師、
イスラムのウラマー、ユダヤ教のラビ

この世界に満ち満ちる限りない光と限りない生命の働きにおまかせしていきます。

浄土真宗では往生即成仏
▽法然親鸞ともそうは考えなかったはず

同じ道を歩く友と出逢うことこそがすべてだ。

ミリンダ王の問い。どうしても修行できない人間はせめて念仏しろ。

殺人鬼アングリマーラ。出家して阿羅漢に到達

阿弥陀仏は私がいないと成立しない
阿弥陀仏は母化した永遠化した釈迦
真宗はこの世界を形成している働きそのものが阿弥陀仏とする

仏教とは悟りを求め悟りをだすねあう言語ゲーム。橋爪大三郎

悟りは慧による、解脱は定による
悟りは如何なる場合にも平気で生きて居る事であった
キリスト教は死後も永続する私の命を求める

釈尊在世のときすら即身成仏は龍女のみ
縁起説を考え続けていく人が仏陀

法然の諱源空にちなんだ綽空から親鸞への変更
善導法然の系譜と曇鸞親鸞の系譜

真宗のアドバンテージは親鸞蓮如満之が現れたこと

浄土宗僧侶は出家の立場

☆☆☆☆☆
この本で宮崎哲弥と対論している相手はかなり問題が多いように思う。
その宗派を代表する人物ではなく、
これでは誤解が生まれるのではないか。

・今日の一言(本文より)
批評とは他人の作品をダシに使って自己を語ることである。
비평이란 남의 작품을 핑계 삼아 자기를 이야기하는 것이다.
批评就是利用别人的作品讲自己。
Criticism is using the work of others as a base to explain yourself.

タグ:宮崎哲弥
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