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どうして時間は「流れる」のか(PHP新書) [本(物理/天文]

『どうして時間は「流れる」のか』
二間瀬敏史(宇宙論)
PHP新書(2012)


物理学で考える時間論。

サン・デグジュペリ:
時間は、砂を使い果たす砂時計ではなく、収穫を結ぶ刈り手である。

心周期は体重の4分の一乗に比例して流れる

トルストイ:
時間は存在しない。存在するのはただ現在の、この瞬間だけである。

シラー:
時の歩みは三重である。
未来はためらいつつ近づき、
現在は矢のように速く飛び去り、
過去は永久に静かに立っている。

動いているものはその運動方向に長さが縮む。

宇宙の始まりそのものが、
あらゆる種類の時間の流れの原因

☆☆☆☆☆
時間はそもそも「存在」するものではない。
存在させるものである。
光の現象数が時間に対応している。

・今日の一言(本文より)
Time is defined as the number of movement in respect of before and after.
アリストテレス:時間とは運動の先後における数である。
시간이란 운동의 전후에 있어서의 숫자다.
时间是运动前后的数量。

タグ:二間瀬敏史
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