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『涅槃経』を読む:ブッダ臨終の説法(講談社学術文庫) [本(仏教]

『『涅槃経』を読む:ブッダ臨終の説法』
田上太秀(仏教学、禅)
講談社学術文庫(2004)


ブッダの遺言集
仏教は仏が説かれた教えではなく、仏になる教え
釈尊以前にもブッダと呼ばれた人はたくさんいた

縁起=衆縁和合=因縁所生
因縁説。中道。八正道

すべては変わり行き、
思うようになるものではなく、
すべてはあなたのものではない。

因果異時、因果同時、因中有果、因中無果

編纂経典:パーリ語で平易に書かれる
創作経典:サンスクリット語で難解。自分の考えを釈尊のものとして説く

仏性は心ではない

これがあれば、かれがある。これが生起すると、かれが生起する。
これがなければ、かれがない。これが滅すると、かれが滅する。

山川草木には仏性はない
一闡提=信心を持たない者にも仏性はある

法句経やスッハニパータには女性蔑視や差別の考えはない
女性に仏性はあるが発見できない
釈尊在世の頃の教団の尼僧は5%

☆☆☆☆☆
やはり強い因果関係と決定論ではないか。
でないと理解されないと心配するはずがないと思う。

・今日の一言(本文より)
それまで創造主による世界創造説が定説であった時代に、世界のあらゆるものは種々の原因と条件が集まり、絡み合いながら現象していると説いたのである。
그때까지 창조주에 의한 세계창조설이 정설이었던 시대에 세계의 모든 것은 여러 가지 원인과 조건이 모이고, 서로 얽히면서 나타나고 있다고 말한 것이다.
In the age that up until then had only creationism by a creator as an established theory, Buddha preached that everything in the world occurred by various causes and conditions, which gathered and got tangled together.
之前一直是来自创造主的"世界创造说"成为定论的时代,佛陀讲说了世界的一切存在是集合了各种各样的原因和条件,并互相缠绕着而产生的现象。

タグ:田上太秀
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