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日本精神史研究(岩波文庫) [本(東洋思想]

『日本精神史研究』
和辻哲郎(哲学)
岩波文庫(1992)


班田収受の法を社会主義的な施設と見る。
大宝令を制定した政治家は
ある意味社会主義的な理想を抱いていた

天平の仏菩薩像は嬰児をモデルとしている
『古今』は物語の準備
竹取の翁の名は万葉集にあり
清少納言は勝ち気で強情

源氏物語の視点の混乱
一時に書かれたものではなく徐々に書き増したもの

物のあはれ:
世間的人情、
感傷的ではない真率な深い感情、
詠嘆、永遠への思慕
無限性の感情

道元の師栄西
瀕死の師の死を看取らずに入宋した明全
仏法のための仏法修行、
真理それ自身のために真理を求める

親鸞の考え:悪もまた宿業に起因する

☆☆☆☆☆
哲学者の見る歴史というのはちょっと変わっていると思う。

・今日の一言(本文より)
日本人は彼岸を解脱ではなく死後の世界と理解した。
일본인은 피안을 해탈이 아니고 사후의 세계라고 이해했다.
日本人理解到彼岸不是解脱而是死后世界。
Japanese people interpreted Nirvana not as emancipation but as life after death.

タグ:和辻哲郎
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