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先月読んだ外国語の本 [語学学習記録]

『퇴계에게 공부법을 배우다』
설흔(作家)
예담(2009)


(退渓に勉強法を学ぶ)
李氏朝鮮時代を代表する儒学者李退渓(李滉)の死の直前の最期の弟子への講義を描く小説。主に学習の考え方をテーマに実在の人物である李咸亨の他に、奴婢、女性、庶民と多彩な弟子が登場する。老先生である李退渓の優しさと寛容さが際だっている。

(韓国語多読60冊目。2012.10.31読了。)


『简牍法制论稿』
李均明(古典文献)
广西师范大学出版社(2011)


(簡牘法制論稿)
秦漢の出土木簡竹簡から当時の法律を分析する論文集。度田の記述もある。当時の法律の厳格さ、尋問や裁判の手順の細かさなどがわかる。

(中国語多読43冊目。2012.10.10読了。)


『생의 이면』
이승우(作家)
문이당(2008)


(生の裏面)
父が発狂し、裏庭の離れに閉じこめられ、作家は知らずに自殺幇助してしまう。母は子を捨てて逃げる。父の墓地の山に放火して家出し、浮浪者生活の末に母と再会。強迫症の強い異常な性格。年上の女性との恋愛と破局など。作家を取材する記者が、作品と取材により、著者の姿を描き出す二重構造の小説。

(韓国語多読59冊目。2012.10.09読了。)



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