SSブログ

イスラームの「英雄」サラディン:十字軍と戦った男(講談社学術文庫) [本(人物伝記]

『イスラームの「英雄」』
佐藤次高(アラブ・イスラーム史)
講談社学術文庫(2011)


アラブ騎士道の体現者としてのサラディン。
西欧からもロマンチックな英雄とされた。

サラディンはクルド人で、1138or8生、93没

アッバース朝は世界唯一完全な貨幣経済を持っていた。

セルジューク朝とファーティマ朝の領土では
聖地への巡礼団として糧食を受け取り道案内までされた十字軍は、
エルサレムにつくと虐殺を開始。

アイユーブ朝の実質的な開祖サラディン。
ただしスルタンは名乗らず
補佐するのは、
思慮深い父アイユーブ
技術官僚のカーディー・アルファーディル
外交を担当したイブン・シャッタード
兄のトゥーラーンシャーなど。

後のマルムーク朝初代スルタンは
奴隷出身の女性シャジャル・アッドゥッル
マルムーク朝の自由奔放なスルタン・バイバルスなど、
面白い人物がいるらしい。

・今日の一言(本文より)
どうあがこうと勝利は我らにあり。
你无论多么挣扎,胜利都在我方。
너가 아무리 발버둥치더라도 승리는 우리편에 있다.
No matter how hard you struggle, victory will be ours.

タグ:佐藤次高
nice!(6)  コメント(0) 
共通テーマ:

nice! 6

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。