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官僚のレトリック-霞が関改革はなぜ迷走するのか [本(日本の問題]

『官僚のレトリック』
原英史(元通産省)
新潮社(2010)


安部内閣と民主党の行政改革の失敗分析したもの。

事業仕分けは財務省主導。

能力のある人の天下りOKは全面容認と同じ。

自民党は官僚に敗北し、民主党は裏切りで壊滅。

民主党の脱官僚プランは1960年代の池田内閣のものと同じ。

官僚が主導権を握って暴走したとき国民に正す手だてはない。
……ないみたいです。

霞ヶ関修辞学とは反対解釈の多用。
法律文書の反対解釈の重要性、
反対解釈ができる人間にしか官僚を使う政治家の資格はないわけだ。

・今日の一言(本文より)
大臣は一日警察署長の延長みたいなものだ。
장관은 일일 경찰서장의 연장 같은 것이다.
大臣就像是在继续当"一天公安局长"一样的人。
A minister is little better than an honorary chief of police for a day.

タグ:原英史
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