SSブログ

医学と仮説-原因と結果の科学を考える(岩波科学ライブラリー) [本(論理思考]

『医学と仮説-原因と結果の科学を考える』
津田敏秀(疫学)
岩波科学ライブラリー(2011)


日本の研究者の考える直接的間接的証拠が
IARC国際がん研究機関と逆
IARCは観察を直接証拠/実験を間接証拠とする。

数学は自然科学というより言語学。

要素還元主義は論理実証主義が発祥
いかなる言明も基本的言明へと還元できる。

原因と結果は実在世界に属するが
因果関係は言語世界に属する

医学では純粋な科学とは異なり行動が必要。
メカニズムが特定できなくとも時に行動する方が正しくなる。
メカニズムの特定にこだわって放置して被害を拡大するのは
まずいのである。

・今日の一言(本文より)
法律が原因ごとに作られているため原因不明だと行政は動かない。
因为法律是由每一个原因来制定的,所以原因不明的时候,行政不能操作。
법률이 원인에 따라 만들어져 있기 때문에 원인 불명이라면 행정은 움직이지 않는다. 원인마다
When the cause is unknown the government cannot move because the laws are based on causes.

タグ:津田敏秀
nice!(5)  コメント(0) 
共通テーマ:

nice! 5

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。