SSブログ

明朝那些事儿(第1部):洪武大帝 [原書(中国語]

『明朝那些事儿(第1部):洪武大帝』
当年明月(明史学)
浙江人民出版社(2009)


明の歴史研究者が面白可笑しく歴史を語る。
この巻は朱元璋と孫の皇帝の時代まで。

朱元璋の幼少時の悲惨な生活が凄い。
家族がみんな飢え死にしている。

それで皇帝になると、お金持ちや官僚が大嫌いで、
徹底的にこき使うようになる。

建国のライバルである陳友諒、張士誠や、
モンゴルの王保保との対決や、

徐達、常遇春ら部下の活躍も面白い。

後半は永楽帝の即位までを描く。
永楽帝が肝心な所で砂嵐や強風に助けられるたびに、
自然保護が大事だという教訓を得られると、
ギャグを挟んである。

朱元璋の死で一巻を終わった方が切りがよかったように思う。

(中国語多読30冊目。2011.12.07読了。)

・今日の一言(本文より)
有的官员提出要恢复前朝的休假制度,被朱元璋驳了回去,然后朱元璋规定了休假的制度,倒还真是简单易行,一年休息三天!分别是过年、冬至、本人朱元璋的生日。
ある役人は前の王朝の休暇制度に戻すように提案したが、朱元璋の反論を受けた。それから朱元璋は休暇制度を決めたが、なかなか本当に簡単でやりやすいもので、一年に3日休むというものだ。それぞれ、正月、冬至、本人である朱元璋の誕生日である。
One officer proposed to return to the vacation system used in the former dynasty, but Zhu Yuanzhang argued against it. Then Zhu Yuanzhang decided on a new vacation system that is rather simple and easy to do, which has three holidays per year. The holidays were New Year's Day, the winter solstice and Zhu Yuanzhang's birthday.

タグ:当年明月
nice!(5)  コメント(0) 
共通テーマ:

nice! 5

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。