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機関銃英語が聴き取れる!-リスニングの鍵はシラブルとビート [本(英語学習]

『機関銃英語が聴き取れる!』
上川一秋(教育社会学)
三修社(2009)


ネイティブ同士の会話はまるで機関銃のように聞こえるそうだ。

聞こえません。
機関銃的なのは日本語の特徴で、英語話者にそう聞こえるとされる。
英語は押し寄せる波みたいな感じだろう。
英語が聞き取りにくいのは、
波がひいたときの弱い音が難しいのだ。

この人の説明は相当に不自然だと思う。
モーラとシラブルの違いを2ビートと3ビートとか表現しているが、
英語のシラブルはリズムを作る単位ではないから、
ビートと言う言葉を使うのは変過ぎる。

正直、著者のスピーキング能力より、リスニング能力が気になる。
本当にネイティヴ並みに英語が聴き取れるのだろうか……

英語のリズムがどういうものか知りたいなら
English Rhythm で英語圏を検索すればすぐ解説が出てくる。

Sentence Rhythm(Emily's Pronunciation)
ここから引用しておこう。

1.John wants to be an actor, so he wants to live in Hollywood.
2.Mary made an appointment with the dentist on Monday.
3. After the movie, they went to a bar to have beer.

音声のwavファイルもあるのでよくリズムがわかると思う。

・今日の一言(本文より)
I think Japanese money is cool.
日本のお金はいいと思う。
일본의 돈은 멋있다고 생각한다.
日本的钱很酷。

タグ:上川一秋
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