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宇宙は本当にひとつなのか(講談社ブルーバックス) [本(物理/天文]

『宇宙は本当にひとつなのか』
村山斉(素粒子物理学)
講談社ブルーバックス(2011)


宇宙はいまだ謎。
2003年に宇宙の23%は暗黒物質、
73%は暗黒エネルギーで、
原子は4.4%しかないとと判明した。

暗黒物質とは見えないけども重力を持っているもの。
暗黒物質は重力レンズで計算する。

300億光年先の銀河まで見えている。
350億光年先には星も銀河もない。
これが宇宙の大きさ。
もちろんその光が出たときは137億年以内。

すべての素粒子の質量はゼロのはずなのに、
クォークも電子も質量がある
ヒッグス粒子が質量を与えているのだ。

宇宙の膨張速度が加速している。
遠くの超新星が計算よりも暗いのだ。

膨張している宇宙ではエネルギー保存の法則は成り立たない
宇宙の膨張は70億年前から加速し始めたという。

・今日の一言(本文より)
物理学では間違いである確率が0.0001%以下でないと新しい素粒子や物質が発見されたと認められない。
물리학에서는 오차 확률이 0.0001%이하가 아니면 새로운 소립자나 물질이 발견되었다고 인정을 받지 않는다.
错误的概率不在0.0001%以下,物理学就不承认新基本粒子或物质的发现。
In physics it is not confirmed that a new elementary particle or substance is discovered unless the error rate is 0.0001% or less.

タグ:村山斉
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