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リンカン-その生涯と思想(岩波新書) [本(人物伝記]

『リンカン-その生涯と思想』
K.C.ホイーア(比較法制史)
岩波新書(1957)


最近はずっと『Team of Rivals』を読んでいるのでその予備知識のためにこの本を読んでみた。比較法制史の観点からのリンカン伝。リンカーンの発言や行動の法律的な影響を中心に説明している。

リンカーンはただ大義を主張したというよりは、常に法律的な正しさを基準に行動していたことがわかり興味深い。だから前線の将軍フレモントやハンターが奴隷解放令を出したときそれは否定し撤回させているのだ。

南北戦争の三大要因
アンクルトムの小屋、
ジョン・ブラウンの反乱、
ブルックスによるチャールズ・サムナー殴打事件

南北戦争の新しい技術
鉄道、甲鉄艦、観測気球、潜水艦

「人民の人民による人民のための政府」の出典は
奴隷解放論者の牧師セオドラ・パーカー。
完全な独創の発言ではない。

1865.12.18に、憲法改正により奴隷制を廃止。
奴隷解放そのものよりこちらが重要。

・今日の一言(本文より)
ではあなたがこの大きな戦争をひき起こした本をお書きになった小さなご婦人なんですね。
So this is the little lady who started this great war.
오, 이 큰 전쟁을 촉발한 그 책을 쓴 분이 바로 이 자그마한 부인이십니까?
你就是那个引发那场伟大战争的小妇人啊。

タグ:リンカーン
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