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嗜血的皇冠:光武皇帝之刘秀的秀 [光武帝劉秀(Emperor Guangwu)]

『嗜血的皇冠:光武皇帝之刘秀的秀』
曹昇(作家)
时代文艺出版社(2010)


『血に飢えた皇冠:光武皇帝之刘秀的秀』
奔放な筆致で描かれた光武帝小説。ネット上で発表されて人気を博していたらしい。歴史を解説するスタイルが独特で、古今東西の哲学の引用などもあり、あまりに衒学的という批判もあるようだ。

原文の引用も多く、研究書を思わせるスタイルでありながら、小説なので自由に脚色されており、史実にないエピソードが大量に登場し、少々紛らわしくもある。

劉秀が優れた知将として描かれ、ライバル的存在として、鄧奉が無敵の勇士というか、神がかった強さを持つ将軍として描かれている。しかも陰麗華に心を寄せていることになっている。すなわち劉秀-陰麗華-鄧奉の三角関係になっているのだ。

この本は劉秀が更始帝の元から離脱して、河北へと向かう瞬間まで。
(2011.05.11読了。中国語多読20冊目)

・今日の一言(本文より)
邓奉,如今已长成一个十七岁的青年,生得高大俊美,勇力绝伦。
鄧奉は今や既に十七歳となり、背が高く美貌でずば抜けた武勇の持ち主に成長した。
등봉은 드디어 17살이 되자, 키가 크고 수려하고 뛰어난 무용의 주인으로 성장했다. cf.빼어난 ,되어서
Now Dengfeng has already become 17 years old, grown tall, beautiful and peerlessly brave.

タグ:光武帝
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