아주 오래된 시와 사랑 이야기(とても古い詩と愛の話) [原書(韓国語]
고형렬(詩人)
보림(2005)
『とても古い詩と愛の話』
韓国の詩人が中国の古典『詩経』を解説し、自分の思い出などを語りつつ、詩の楽しみ方を教えてくれる。一章に一篇、合計21篇の詩を取り上げるだけなので、『詩経』の解説本と思ってはいけない。
『詩経』の詩は、訳詩だけでなく、原文の詩と韓国語音でのルビがあって韓国語音で読むことが出来る。
主に男女の恋愛をテーマにした詩を取り上げている。日本の『詩経』の解説書とは違った解釈もあるようだ。日本では『詩経』の解説しているのは学者だが、この本の著者は詩人であり、詩人として自由に世界を広げて読んでいる。
詩人のイマジネーションを感じることができる。글쓴이가 생각하지 못한 것을 상상해 내는 것은 시를 읽는 사람의 몫(書いた人が考えつかないことを考え出すことが詩を読む人の役割)というのが面白い。この自由さこそが詩の楽しみなのだと思う。
(2011.07.24読了。韓国語多読36冊目)
・今日の一言(本文より)
아는 것은 좋아하는 것만 못하고, 좋아하는 것을 즐기는 것만 못하다.
知っていることは好きであることに及ばず、好きなことは楽しむことに及ばない。
知之者,不如好之者,好之者,不如乐之者。
To learn is good, to like better, to enjoy the best.
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