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秦汉史 [原書(中国語]

『秦汉史』
林剑鸣(秦漢史専門家)
上海人民出版社(2003)


タイトル通り秦漢の歴史書。
史記、漢書、後漢書を読んでいると、
半分近くは知っている内容。

殷周は天の一元的宗教
秦は多くの物をあがめる多神教

大庭脩と著者は友人らしい。

谷川道雄教授もマルクス主義にもとづいて研究しているそうな。

前漢統一時の直接統治人口は450万。
諸侯王850万。
劉邦の国は小さかった。

後漢になぜ黄金がないのか。
布帛が貨幣になったのはなぜか。
これはほんとに謎だが、
そもそも前漢にあんなに黄金があること自体がおかしいから、
何かトリックがあると思うな。

・今日の一言(本文より)
东汉王朝改变秦以来对商业活动和商人采取的抑制、打击的方针,而采取放任的态度。
後漢王朝は秦以来の商業活動と商人に対して取っていた抑制と打撃の方針を変更し、放任の態度を取った。
후한(後漢)왕조는 진(秦)이래의 상업활동과 상인에 대하여 채택하고 있었던 억제와 타격의 방침을 변경하고, 방임의 태도를 취했다.
The Houhan dynasty adopted a laissez-faire atittude by changing the policies which had surppressed and hurt both traders and the wheels of commerce since the Qin dynasty.

タグ:林剑鸣
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