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今年読んだ中国語の本 [語学学習記録]

中国語の多読はネットで多くの本が読めることがわかってからスタート。主に電子辞書のテキストビューワで読んでいた。最近は声調や発音のわからない語彙が減ってきたので、書籍も買って読むようにしている。

中国語の多読は、2パターンある。

電子辞書のテキストビューワにネットからテキストをダウンロードして読む。この場合は、全文音読し、少しでも発音や声調に疑問があったら、ただちにジャンプして確認しながら読み進めていく。音読に間違いがあれば、戻って読み直す。また文法的に意味のわからない部分はメモを取って、後で老師に質問している。

購入した書籍を読む。この場合は発音はあまり気にせず、黙読。意味がわからない部分だけ電子辞書で語彙を確認する。文法的に意味のわからない部分は鉛筆でチェックを入れて、後に老師に質問してする。



2010.12.29
『光武帝』
张树
中国社会科学出版社(2007)


光武帝と家臣や敵対勢力を伝記の形式で描く。
主に正史を現代中国語に翻訳しただけなんだけど、
一部、民間伝承が入り交じっている。
劉秀の妹の劉伯姫が、
巾幗の英雄として活躍する民話があるみたいだ。



2010.12.27
『刘秀传』
黄留珠
人民出版社(2003)


光武帝評価の中間的なもの。
度田については比較基準の問題としている。
光武帝評価は、
臧嵘>黄留珠>安作璋
という感じ。
"馬武はまず自首しろ"と正しく訳している。



2010.12.22
『低智商社会:如何从智商衰退中跳脱出来』
大前研一
中信出版社(2010)


『「知の衰退」からいかに脱出するか? 』
これは日本語の本を翻訳したもの。
大前研一は中国でよく売れているらしい。
フローからストックへ課税せよは実に正しい!
文章は翻訳の影響がはっきり出ていて、
成語が少なく接続詞と副詞が多いのでとても読みにくい。



2010.11.21
『两个人的下雪天』
饶雪漫
北方妇女儿童出版社(2005)


少女向け小説。コバルト文庫みたいなものか。
文学少女と音楽青年の恋愛を描く。
私はこの著者の文体が好きなので、
他にもたくさん読むつもり。



2010.11.17
『汉光武帝大传』
安作璋・孟祥才
中华书局(2008)


伝統的な光武帝評価の再版もの。
詳しい分析は面白いが、
思想的偏向は明白。



2010.10.31
『东汉光武帝刘秀大传』
臧嵘
人民教育出版社(2002)


光武帝研究の最新のもの。
度田も大成功との結論で、
光武帝の評価が非常に高い。



2010.10.22
『低碳之路:重新定义世界和我们的生活』
熊焰
中国经济出版社(2010)


中国と世界の環境技術を語る。
日本がすっかり取り残されているのが衝撃的。



2009.10.18
『狼图腾』
姜戎
长江文艺出版社(2004)


途中で力尽きて日本語で読んだ。
文革で内モンゴルに下放された著者の、
モンゴル自然誌と文明論。



2010.04.26
『秀丽江山1』
李歆
朝华出版社(2007)


現代でテコンドーしていた若い女性が、
タイムスリップして、後漢建国期に。
陰麗華となって生活する。
恋愛小説というか、武侠小説というか、
ストーリーが意外によく練ってある。



2010.1.20
『日本人学汉语常见语法错误释疑』
杨德峰
商务印书馆(2008)


日本人の間違い中国語のパターン研究。
著者の日本語力がちょっと疑問。



・今日のことわざ
学而不思则罔。
学びて思わざれば則ち罔し。
Learning without thought is labor lost.
공부하기만 하고 머리를 써서 사고하지 않으면 막연하다.

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