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イメージ脳(岩波科学ライブラリー) [本(脳科学]

『イメージ脳/乾敏郎/岩波科学ライブラリー/2009』
著者:認知神経科学、物理学、知覚心理学
評価:最新脳科学を知る良書


アインシュタインは言語で考えない。
書かれたり話されたりする言語や言葉が、
私の思考の仕組みの中で何らかの役割を演じているとは思われません。

箸を使うと小脳に強い活動。
箸使用のイメージやパントマイムでは小脳でなく下頭頂小葉。

左の頭頂葉に障害がある人。
他人が自分の手の動きと同じように
手を動かしているのを見たとき
その他人の手が自分のものであるように感じる。

催眠状態による運動では頭頂葉の活動が高い、
幽体離脱や身体の幻覚も頭頂葉。

パーソナルスペースは
手の届く範囲とそれより遠くに分けて脳で処理される。
こそあど言葉は脳に根拠があるのだ。

著者は左右の頭頂葉の違いを推測している。
左頭頂葉は、他者の動作を自己の動作に置き換える。
自分のイメージを作る。
右頭頂葉は、自己の運動をもとに他者のイメージを作る。
自己と他者の運動の比較整合をする。

・今日の一言
書かれたり話されたりする言語や言葉が、私の思考の仕組みのなかで、何らかの役割を演じているとは思われません。
쓰거나 이야기하거나 하는 언어나 말은 내 사고 구조 안에서 얼마간의 역할을 한다고는 생각되지 않습니다.
我不认为,又写又说那样的语言和词汇,在我的思考过程中起作用。
I don't think that the spoken language and written words play some roles in my system of thought.

タグ:乾敏郎
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