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地球全体を幸福にする経済学-過密化する世界とグローバル・ゴール [本(世界事情]

『地球全体を幸福にする経済学/ジェフリー・サックス/早川書房/2009』
著者:臨床経済学
評価:未来を大きく展望する


アジア経済は発展でなく復活。
1820年アジアの経済シェアは56%だった。
1900年28%、1950年18%と低下したが、
2000年38%にまで回復したのだ。

2008年の歴史的変化。
世界の都市人口が農村人口を上回ったこと。

気になる日本経済。
世界のコンテナ港20位にアジアが13港ランクイン。
ところが日本の港はないのである。

社会福祉国家への道を妨げるものは人種民族の分裂。
民族の斉一性の高い国ほど福祉国家への適応性がある。
例が北欧諸国である。
そう考えると日本とか韓国は福祉国家向きなんだよなあ。

・今日の一言(本文より)
生命多様性を守ることは神の手になる被造物そのものを守ることにほかならない。
생명다양성을 지키는 것은 하느님의 손에 의한 지키는 것 피조물 바로 그것이다.
保护生命的多样性,就是保护上帝做的创造物。
To defend the biodiversity is nothing more or less than to defend God's creation.

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コメント 2

Sanchai

こんにちは。以前この本は原書を買って自分が読みたいところだけを拾い読みしたことがあるのですが、人口と環境のことが中心で書かれていたように記憶しています。訳本が出ているのでしたら全部読んでみたいですね。
by Sanchai (2010-02-16 02:08) 

Kay-akira_Hirota

『貧困の終焉』はとても面白い本でしたよね。この本はどうかな……ちょっと専門から外れているというのもありますし。
by Kay-akira_Hirota (2010-02-16 16:37) 

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