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脳の中の身体地図-ボディ・マップのおかげで、たいていのことがうまくいくわけ [本(脳科学]

『脳の中の身体地図/サンドラ・ブレイクスリー、マシュー・ブレイクスリー/インターシフト/2009』
著者:サイエンスライター
評価:身体地図についての脳科学最前線。


腕が届く範囲をペリパーソナル・スペースと呼ぶ。
脳には、こそあど、this, thatなど、指示代名詞の構造があるのだ。

今はスリムでも肥満していた人は肥満のボディランゲージを持っている。
巻き込み肩、頭部の前傾、軽いO脚。
昔太っていたかがわかるのである。

拒食症患者はなぜ自分を太っていると思うのか。
減量しても太っている気がするのは
ボディ・イメージとボディ・スキーマのずれ。
拒食症患者に木片に彫られた図形を指でなぞりその形を紙に書かせる。
拒食症者は一問の正解できなかった。
重度の拒食症は容貌にも影響が出る。
皮膚が薄く灰色、細く柔らかい毛に覆われるのだ。
患者の最大18%が死に至る恐ろしい病である。

脳の電気刺激による体外離脱体験。
ボディ・マップの同期がずれたため。
今は離脱体験は作れるのだ。

ビデオゲーム業界と自由の擁護者と暴力ゲーム批判は、
言葉尻をとらえたつまらない口論。
どちらも論破できる切り札を持っていないから。
結局、政治問題なのだ。

ゲイに対する憎悪嫌悪とミラーニューロンの関係。
自分の体で追体験するため。
反射的に想像してしまうためである。

・今日の一言
拒食症患者は脳の中の身体地図が壊れている。
거식증 환자는 뇌 속의 신체 지도가 깨져 있다.
拒食症的患者脑子里的身体图像坏了。
The body schema in an anorexic patient is broken.

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