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ヒトラーの経済政策-世界恐慌からの奇跡的な復興(祥伝社新書) [本(歴史]

『ヒトラーの経済政策』
武田知弘(ライター、ナチス)
祥伝社新書(2009)


シャハトとシュペーアが凄い。

ヒトラーの最優先は失業対策。
アウトバーン建設費の46%は労働者の賃金になった。
アウトバーン建設費は20億マルクだが、
それで5億マルクの失業手当を減らすこともできた。
またベルリンオリンピックで5億マルクの外貨を稼ぐ。

減税で増収する。
33年に税収の1割を減税したら、税収は増加したという。

先進的な政策。
・源泉徴収制度の創設
・アスベスト対策の完全施行

生活保障としての方法。
低所得者救済は現物で支給。
食料、毛布、燃料など。条件は広く多くの人が支給を受けた。
日本も米が余っているなら、生活保護世帯に配るといいかも。

こうした施策の中心がシャハトである。
シャハトの後に登場するのが、シュペーア。

軍需相アルバート・シュペーアの手腕は、
重戦車製造量を41-44年で6倍、航空機を3.5倍にした。
当時の日本とは偉い違いだ。

・今日の一言(本文より)
輸入を増やさず輸出ばかりすれば流通するお金が増えて物価が高騰する。
수입을 늘리지 않고 수출만 하면 유통하는 돈이 늘어나서 물가가 치솟는다.
不增加进口只增加出口的话,流通钱币会增加,导致物价上涨。
When not to increase import but export much more, prices soar because the circulating money increases.

タグ:武田知弘
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