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脳はあり合わせの材料から生まれた-それでもヒトの「アタマ」がうまく機能するわけ [本(脳科学]

『脳はあり合わせの材料から生まれた/ゲアリー・マーカス/早川書房/2009』
著者:言語獲得とコンピュータモデリング
評価:心と進化の関係について、その不完全さを語る


進化による適応とは総合的な適応であって、
個々の適応ではないということ。
一つ一つの部分が非合理的なのは不思議ではないのだ。

アポロ13号の危機の機転。
二酸化炭素濾過装置が故障したとき、
ビニール袋、段ボール、粘着テープ、靴下で代用品を作ったという。
既にあるものを利用する、これは脳も同じである。

恐ろしい社会心理学法則。
ニューハンプシャー州の議長候補は、
児童ポルノ大量所有と告発された。
全くのデマにもかかわらず、政治生命を絶たれてしまった。
ある可能性について尋ねるだけで人がそれを信じる率は高まるのだ。

一度疑われた人の名誉は永遠に回復しないのだ。
こういうことを考えると、
スウェーデンが犯罪報道がすべて匿名なのは正しいと思う。
犯罪者の名前など報道する必要はない。
犯罪者の処罰は司法がするのであって、
マスコミがするものではないのだ。

・今日の一言
ある可能性について尋ねるだけで人がそれを信じる率は高まる。相手に人を殺しましたかと聞くだけで、聴いた人はその人が人を殺したかもしれないと思うのだ。
어떤 가능성에 대해 단지 질문만 하면 사람이 그것을 믿는 비율은 높아진다. 상대에게 사람을 죽였습니까라고 질문만 하면, 그것을 들은 사람은 그 사람이 사람을 죽였을지도 모른다고 여기는 것이다.
只要问它的可能性,就能提高听到的人们信赖的概率。比如说你问对方"你杀过人了吗?"的话,听到的人就会认为那个人也许杀人了。
The proportion which people believe it increases whenever you ask someone its possibility.
If you ask whether someone has killed a man, the people who have listened think that man may have killed a person.

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