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感情科学-Affective Science [本(心理学]

『感情科学-Affective Science』
藤田和生(比較認知科学)
京都大学学術出版会(2007)


感情研究最前線。

ポジティヴ感情の価値。
ホメオスタシスの回復に寄与し、思考や行動のレパートリーを増やす。
前向きに考えるということ。

表情弁別では喜びより怒り、表情記憶では怒りより喜び。
怒りはすぐ気づくがよく覚えているのは喜び。

待つことのできる子どもほど大人になったときの能力が高い。
自制心が子どもの将来を決めるわけ。

英語に単語で存在しない感情語、甘え、親しみ、負い目など。
望ましい状況ではアメリカ人は親しみや尊敬より、
誇り自尊を感じるが日本人は逆。
外国人のfear体験は殺されそうになること。
日本人は暗い道を歩いてなど。
このあたりは語彙の問題があるので難しい判断だ。

『「顔」研究の最前線』
竹原卓真(心理学)
北大路書房(2004)


多様な顔研究の紹介。

霊長類は顔認識で倒立すると認識阻害される。
かつて人間だけと言われていたが違うようである。

顔を見るとき最も特徴的な部分を探して見ることで記憶が促進。
顔を覚えるとき鼻とか目とかに注目するのがよいわけ。

言語隠蔽効果
一度見た顔を言語描写してから再認識しする成績が低くなる。
言語を考えることで視覚が弱まるらしい。

・今日の一言
ポジティヴ感情は身体のホメオスタシスの回復に寄与する。
적극적인 감정은 신체의 호메오스타시스(homeostasis)의 회복에 기여한다.
肯定性的感情为身体内平衡的复苏做贡献。
Positive feelings help to maintain the homeostasis of the body.

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