宮本武蔵-「兵法の道」を生きる(岩波新書) [本(身体技術]
『宮本武蔵-「兵法の道」を生きる』
魚住孝至(日本思想、実存思想、身体文化)
岩波新書(2008)
史実の宮本武蔵を知る良書。
相手の動きを封じて勝つ。
枕おさえ。
敵が打とうと思うその瞬間に
その技の頭を抑えて技を出させない。
剣を踏む。
敵の太刀を自分の太刀でも身でも心でも踏み付ける心で、
敵に自由に技を遣わせない。
敵が技を出す前の打ち出そうと思う心に応じる。
先を取って主導権を握ること。
戦いでは自分が大将であり敵は自分の命令で動く士卒と思う。
敵を部下と思えとは凄い感覚だ。
戦いのリズム。兵法の拍子は5つ。
あふ拍子、ちがふ拍子、あたる拍子、間の拍子、そむく拍子。
太刀の持ち方。
親指と人差し指を少し浮かせ気味、
中指は締めず緩めず、薬指と小指は締める心で持つ。
野球のバットの持ち方に近いか。
足遣いは剣道と逆。
つま先を少し浮かせきびすを強く踏む。
どの方向にも動けるようにするためらしい。
戦場の細かな技法。
多数と戦うときは敵が重なるようにする。
野外では太陽を背に負うか右脇。
敵は左へ追い回すこと。
・今日の一言(宮本武蔵)
敵が技を出す前の打ち出そうと思う心に応じて打つ。
적이 베려고 하는 마음을 읽고 내 먼저 벤다.
在敌人想要攻击的瞬间,先攻击他。
Strike the enemy in the moment that they are thinking to attack.
魚住孝至(日本思想、実存思想、身体文化)
岩波新書(2008)
史実の宮本武蔵を知る良書。
相手の動きを封じて勝つ。
枕おさえ。
敵が打とうと思うその瞬間に
その技の頭を抑えて技を出させない。
剣を踏む。
敵の太刀を自分の太刀でも身でも心でも踏み付ける心で、
敵に自由に技を遣わせない。
敵が技を出す前の打ち出そうと思う心に応じる。
先を取って主導権を握ること。
戦いでは自分が大将であり敵は自分の命令で動く士卒と思う。
敵を部下と思えとは凄い感覚だ。
戦いのリズム。兵法の拍子は5つ。
あふ拍子、ちがふ拍子、あたる拍子、間の拍子、そむく拍子。
太刀の持ち方。
親指と人差し指を少し浮かせ気味、
中指は締めず緩めず、薬指と小指は締める心で持つ。
野球のバットの持ち方に近いか。
足遣いは剣道と逆。
つま先を少し浮かせきびすを強く踏む。
どの方向にも動けるようにするためらしい。
戦場の細かな技法。
多数と戦うときは敵が重なるようにする。
野外では太陽を背に負うか右脇。
敵は左へ追い回すこと。
・今日の一言(宮本武蔵)
敵が技を出す前の打ち出そうと思う心に応じて打つ。
적이 베려고 하는 마음을 읽고 내 먼저 벤다.
在敌人想要攻击的瞬间,先攻击他。
Strike the enemy in the moment that they are thinking to attack.
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