「基礎文法を体得するための多読」と「語彙力強化のための読書」 [語学学習記録]
読書でボキャビル!(1)(Mandarin Note)
色んな方法がありますね。私もやったことがあるのがあります。
「必ず日本語を先に読んで内容を確認してから外国語を読む」
私はこれは駄目でした。面白くなくて耐えられません。日本語で読んだらもう満足して読めなかったです。日本語の方がリアリティーを感じてしまうので、馬鹿馬鹿しくなるのです。
「全く知らない単語を調べない」
これも駄目でした。場面が曖昧なままだとまるで濃霧に包まれた映画館みたいで、面白くなさに耐えられませんでした。
「洋書を読みながら単語帳をつくる」
これが私の方法に近いです。最初から単語を調べるために本を利用していると割り切りました。読書優先なら、レベル別の簡単な本や、自分の専攻の本を使うことで単語を引かずに済ませることにして、ボキャビル読書と多読読書を別にすることにしました。
電子辞書で単語登録しながら読書すると、1時間で韓国語だと10ページ、英語だと15ページ、中国語で20ページ程度しか進みません。このスピード差がそのまま語彙力に比例しています。日本語の読書速度が1時間100ページ以上なので相当に差があります。
「丸ごと洋書書き写し術」
韓国語と英語ではときどきこの方法で精読します。韓国語のテキストはすべて丸写ししていますし、『映画で読む精神分析』もわからないところは丸写しして全訳しました。ハングルはとにかくキーボードで速く打てるので、本とにらめっこするより、さっさと理解できてしまいます。私の文字を打つ速さは、ハングル>日本語>英語>中国語です。
英語は全文を写して、スラッシュ・リーディングして、フレーズ単位で改行し語釈を追記することが多いです。こうすると難しい文もすっきり理解できます。
私の考えとしては英語においては「基礎文法を体得するための多読」と「語彙力強化のための読書」の二つにわけるという方針がよいと考えています。
「基礎文法を体得するための多読」は、GR(制限語彙読本)です。ただしフィクションはあまり面白くありません。文芸作品は表現を変えるとその味わいがなくなるように思います。それに対して事実を語るものは、面白く読めるようです。
英語は日本語と決定的に文法構造が異なっており意味の流れが違うので、英語では「基礎文法を体得するための多読」が必要不可欠と思います。私の実感としても、以前に比べて英語が頭に思い浮かびやすくなりした。
対して韓国語は文法構造は日本語と同じなので基礎文法の体得は必要ありません。また中国語はそもそも漢字のため見て意味がわかるので、普通の本の多読で基礎文法の体得が可能です。
英語で気に入っているのは、Oxford Bookworms Library の True Stories と Factfiles です。True Stories の歴史事件の解説や人物の伝記は勉強になります。Factfiles は最新科学の話題もあり、英語圏の人と常識を共有するという意味でも効果的であるように思います。
「語彙力強化のための読書」ですが、読書だけでなくドラマも利用します。シットコムがお薦めです。知らない単語が出たら電子辞書で調べて登録するだけです。これなら、その瞬間だけポーズするだけで済みますから。シットコムは会話の繰り返しなのでポーズをしても気になりません。映画などは止めるとスピード感がなくなり面白くないと思います。
Oxford Bookworms Library True Stories
Oxford Bookworms Library Factfiles
・今日の一言
英語学習では「基礎文法を体得するための多読」と「語彙力強化のための読書」の二つが必要だ。
영어학습에서는 "기초문법을 체득하기 위한 다독"과 "어휘력을 높이기 위한 독서"의 두 가지 필요하다.
英语学习需要"为了掌握基本文法的泛读"和"为了丰富词汇的读书"的两种。
You need two kinds of reading for learning English: "the extensive reading to master basic grammar" and "the reading for building a strong vocabulary".
色んな方法がありますね。私もやったことがあるのがあります。
「必ず日本語を先に読んで内容を確認してから外国語を読む」
私はこれは駄目でした。面白くなくて耐えられません。日本語で読んだらもう満足して読めなかったです。日本語の方がリアリティーを感じてしまうので、馬鹿馬鹿しくなるのです。
「全く知らない単語を調べない」
これも駄目でした。場面が曖昧なままだとまるで濃霧に包まれた映画館みたいで、面白くなさに耐えられませんでした。
「洋書を読みながら単語帳をつくる」
これが私の方法に近いです。最初から単語を調べるために本を利用していると割り切りました。読書優先なら、レベル別の簡単な本や、自分の専攻の本を使うことで単語を引かずに済ませることにして、ボキャビル読書と多読読書を別にすることにしました。
電子辞書で単語登録しながら読書すると、1時間で韓国語だと10ページ、英語だと15ページ、中国語で20ページ程度しか進みません。このスピード差がそのまま語彙力に比例しています。日本語の読書速度が1時間100ページ以上なので相当に差があります。
「丸ごと洋書書き写し術」
韓国語と英語ではときどきこの方法で精読します。韓国語のテキストはすべて丸写ししていますし、『映画で読む精神分析』もわからないところは丸写しして全訳しました。ハングルはとにかくキーボードで速く打てるので、本とにらめっこするより、さっさと理解できてしまいます。私の文字を打つ速さは、ハングル>日本語>英語>中国語です。
英語は全文を写して、スラッシュ・リーディングして、フレーズ単位で改行し語釈を追記することが多いです。こうすると難しい文もすっきり理解できます。
私の考えとしては英語においては「基礎文法を体得するための多読」と「語彙力強化のための読書」の二つにわけるという方針がよいと考えています。
「基礎文法を体得するための多読」は、GR(制限語彙読本)です。ただしフィクションはあまり面白くありません。文芸作品は表現を変えるとその味わいがなくなるように思います。それに対して事実を語るものは、面白く読めるようです。
英語は日本語と決定的に文法構造が異なっており意味の流れが違うので、英語では「基礎文法を体得するための多読」が必要不可欠と思います。私の実感としても、以前に比べて英語が頭に思い浮かびやすくなりした。
対して韓国語は文法構造は日本語と同じなので基礎文法の体得は必要ありません。また中国語はそもそも漢字のため見て意味がわかるので、普通の本の多読で基礎文法の体得が可能です。
英語で気に入っているのは、Oxford Bookworms Library の True Stories と Factfiles です。True Stories の歴史事件の解説や人物の伝記は勉強になります。Factfiles は最新科学の話題もあり、英語圏の人と常識を共有するという意味でも効果的であるように思います。
「語彙力強化のための読書」ですが、読書だけでなくドラマも利用します。シットコムがお薦めです。知らない単語が出たら電子辞書で調べて登録するだけです。これなら、その瞬間だけポーズするだけで済みますから。シットコムは会話の繰り返しなのでポーズをしても気になりません。映画などは止めるとスピード感がなくなり面白くないと思います。
Oxford Bookworms Library True Stories
Oxford Bookworms Library Factfiles
・今日の一言
英語学習では「基礎文法を体得するための多読」と「語彙力強化のための読書」の二つが必要だ。
영어학습에서는 "기초문법을 체득하기 위한 다독"과 "어휘력을 높이기 위한 독서"의 두 가지 필요하다.
英语学习需要"为了掌握基本文法的泛读"和"为了丰富词汇的读书"的两种。
You need two kinds of reading for learning English: "the extensive reading to master basic grammar" and "the reading for building a strong vocabulary".
2009-05-01 04:00
nice!(0)
コメント(0)
トラックバック(0)
コメント 0