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中国古代の学術と政治-秦漢的方士与儒生 [本(東洋史]

『中国古代の学術と政治/顧頡剛/大修館書店/1978』
著者:中国哲学史。疑古派
評価:漢の時代の学問を知る


天文現象の予言。
南極老人星が見えると平安で見えないと兵乱。
木星が赤いと国は盛んで赤黄色で豊作。
青白から赤灰色で憂事に。
狼星が色を変えると盗賊が増え、
附耳星が揺れ動くと讒臣が君側に現れる。
木星が土星を犯すと内乱となり、
火星が土星を犯すと戦に敗れる。

王莽の学問振興。
明堂、辟雍、雲台を立てる。
また学者のための一万人の宿舎を作り、
市を作り倉を満たした。

王莽は聖人周公であろうとした。
周公の故事にならい身代わりを願う。
反乱に際しても大誥を作った。

劉歆の資料改訂
史記の高祖の蛇斬のエピソードは劉歆が挿入したもの。
左伝は8-9割は真の資料で1-2割は劉歆が改作増加。

古代人は現代人と歴史認識が違う。
古代の人は歴史とは繰り返すものと考えていた。
おそらく現代人だけが例外なのだと思う。

・今日の一言
古代の人は歴史は発展するものではなく繰り返すものと考えていた。
The ancient people thought that history could not develop itself, but history would repeat itself.
고대 사람은 역사는 발전하는 것이 아니고 반복하는 것이라고 생각했다.
古代的人认为历史不是发展的是重复的。

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