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「お金」崩壊(集英社新書) [本(日本の問題]

『「お金」崩壊』
青木秀和(市民研究者、緑の共生社会研究所)
集英社新書(2008)


「と」本。あるいは政治宣伝のための本。

信用創造で金利を付けて返すと
金利分だけ経済が縮小するという。
金利はその銀行の労働の対価として得るもので
銀行の職員の給与などから社会へ還元されるので
差し引きはないのでは?

120兆ドルの金融資産と同価格の負債があるという。
それは市場価格でしょう。
会社の調達した金額とも違うし、
実際の購入価格とも売却可能な価格とも違う。
言うことがめちゃめちゃだ。

ゲゼルの自由貨幣。
週に1000分の一減価する通貨が紹介されている。
この考えは同意する。
通貨というのは、少しずつ減価すべき。
人間の心はデフレに対応できないようにできているので、
減価することでインフレになるべきだからだ。

著者は政治家のブレーンらしい。
思うに、政治家のブレーンに
まともな専門家がいるのを聞いたことがない。
政治家はちゃんとその専門の専門家をブレーンにして欲しい。
あるいは専門家は政治家が嫌いのか、
政治家が専門家を嫌いなのか……

・今日の一言
政治家とマスコミは本物の専門家を重んじるべきである。
Politicians and the media should treat the true specialists with respect.
정치가와 매스컴은 진짜 전문가를 중요시해야 한다.
政治家和大众传播应该重视真正的专家。

タグ:青木秀和
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