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伊勢詣と江戸の旅-道中日記に見る旅の値段(文春新書) [本(日本史]

『伊勢詣と江戸の旅』
金森敦子(エッセイスト)
文春新書(2004)


江戸の旅行とはどんなものか知る。

本来、旅行は難しいもの。
領民が10里以上出かけるのに届けが必要。今の海外旅行みたいだ。
例外は神社仏閣に参拝、病気治療の湯治、
親戚縁者への病気見舞いや葬式など。

旅行はもちろん徒歩。
成人男子の一日の歩行距離は10里、40km。
たぶんどこの国も同じかな。

旅に出かけるのは主に冬。
農閑期である。

江戸時代は旅行大国。
江戸時代には既に野宿はなかった。
宿が完備していたのだ。

日本の街道は世界で一番安全だった。
子供や女性だけでも旅行可能なのだ。

・今日の本文の一言
誠に綺羅を飾り天人かまたは小野小町の如し。依ってこれ迷いの種。
정말로 화려하게 치장한 것이 마치 선녀나 오노노고마치(小野小町) 같다. 그러므로 이것은 번뇌의 씨입니다.
打扮得非常光辉灿烂的仙女或者好象小野小町似的女人。这是迷惑的原因。
She is dressed so beautifully that she could be a celestial maiden or Ono no Komachi. So this is the seed of temptation.

タグ:金森敦子
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