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日本の諺・中国の諺-両国の文化の違いを知る [本(中国語学習]

『日本の諺・中国の諺/陳力衛/明治書院/2008』
著者:国文学
評価:日本語の知識が少し不自然。


著者は国文学研究をしているようなので、
現代日本語から少しずれているように感じる。

中国語として使うときの注意。
中国語の花鳥風月は男女の情愛を示す。

三国志由来の苦肉の策。
中国語は身体を張った策略だが、
なぜか日本は追いつめられての窮余の一策として使う。

中国語の万事休すは、何事もなくすべて忘れること。
悪いことではないのだ。

傍若無人とは、超然とした態度を肯定的に評価する。
いい言葉なのだ。私も傍若無人でありたいね。

疑問点。
呉越同舟は、日本では単にその場に居合わせる意味で使うという。
確かに例はあるけど、
それはあくまでも敵味方の意味をふまえたレトリックだと思う。
敵味方に喩えているわけ。

天衣無縫の日本語の使い方例。
天衣無縫な子ども時代。これは不自然だと思うけど……

日本では馬耳東風を肯定的に使うという。
これもレトリックだって。

万事如意という表現は日本人には奇異というけど、
別に思わないし、そんな人がいるのかな?

いつも目に触れ意味を知っている諺の例、明珠暗投。
そんな言葉初めて聞いた。そもそも変換もしないぞ。

・今日の四言
腐っても鯛。
A good horse becomes never a jade.
An old eagle is better than a young crow.
물러도 준치, 썩어도 생치.
瘦死的骆驼比马大。

犬も歩けば棒に当たる。
The dog that trots about finds a bone.
The beast that goes always never wants blows.
주제넘게 참견하다가 화를 입다.
多嘴惹祸。
Overstepping one's bounds may bring troubles.
Every dog has his day.
나다니다 보면 뜻하지 않게 행운을 만나는 수도 있다.
出外碰到好运气。

情けは人のためならず。
A kindness is never lost.
One good turn deserves another.
인정을 베풀면 돌고 돌아 자신에게 돌아온다.
好心会有好报。

猫に小判。
Cast pearls before swine.
돼지에 잔주.
对牛弹琴。
明珠暗投。

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