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脳教育2.0-子どもに最も必要な能力HQ [本(脳科学]

『脳教育2.0』
澤口俊之(脳科学)
講談社(2008)


脳に関連する話は面白いけど、
幼児教育は飛躍し過ぎ。

氏は本質的に教育者じゃなくて研究者。
大学の外ではあまり役に立たなさそうだ。

ニューロンを直訳すると神経単位。
ニューロンは密着せず離れており、
一つ一つが独立した単位であることが
他の細胞との大きな違い。
ちなみに中国語では"神経元"というので、
こちらの方が正確かも。

発達障害と精神障害の関連。
ADHDと統合失調症にドーパミン関係の共通要因。
またともに眼球運動に障害がある。
うつ病と自閉症にセロトニン関係の共通要因。

アメリカの教育の言葉。
"子どもは叱られる権利がある"
これってネットで調べると
日本の作家の言葉みたいなんだけど……

人類の脳の発達はとても遅い。
原人の脳は一年で成人の80%になるが、
現生人類は50%にしかならない。
成人までが長いのは人類の特徴である。

認知的蓄えとは?
幼少期からの教育レベルが、
高齢時の知能や認知症に関係するのだ。

進化的に予想している環境・EEE。
evolutionarily expected environment
現代社会とEEEのズレがたくさんの問題を引き起こすのだ。

心の理論のベースにはワーキングメモリがある。
心の理論には現場にない他者の心を想定して、
自分の心と比較するために、
情報を同時保留する必要があるためだ。

日本型ニートの23%は発達障害もしくはその疑いがあるらしい。

・今日の一言
子どもは叱られる権利がある。
Children have a right to be scolded.
아이들은 꾸중들을 권리가 있다.
孩子们有被批评的权利。

※澤口俊之氏にもあるな……
タグ:澤口俊之
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