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シャーロック・ホームズの思い出(新潮文庫) [本(小説]

『シャーロック・ホームズの思い出』
コナン・ドイル(作家、医師)
新潮文庫(1953)


面白さは結構まちまち。

競走馬の盗難と殺人
妻の秘密
株式の経理人の転職
過去の秘密を脅す暗号の手紙
宝の在処を示す儀式文
恋敵の再来
盗賊の仲間割れと医師
ギリシャ語通訳と脅迫
海軍条約文書盗難
モリアティ教授の最後

やっぱりホームズの小説はアイディア先行かな。
面白いアイテムを中心に話を広げていく感じ。

ホームズは間違いなく直観像の持ち主。
でないとあれだけ詳しく観察できないよね。

モリアティ教授って、
犯罪者に知恵と組織力を授けて15%の手数料をとるそうな。
闇の世界の支配者というか、悪の仕事人という感じでもある。

私は光武帝小説化計画として、
劉秀の本当の敵を描きたいんだけど、
イメージ的にはモリアティ教授のように
悪の仕事人がいいかなと思った。
裏社会の支配者との対決ってよいですよね。

歴史的リアリティを考えると、
悪とも善ともつかないぐらいがいいかな。
王莽の偽善的社会の中で生まれた必然的存在としての、
裏社会の支配者と、陰での長期に渡る対決する、と。

・今日のホームズの一言
Nothing clears up a case so much as stating it to another person.
他人に事件の経緯を話して聞かせるぐらい、自分の考えをはっきりさせ得ることはない。
다른 사람에게 사건의 경위를 알아듣게 가르치는 것만큼 자신의 생각을 명확히 할 일은 없다.
把一件事讲述给别人听是最好的理清事情的办法。

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