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医療再生は可能か(ちくま新書) [本(医療問題]

『医療再生は可能か/川渕孝一/ちくま新書/2008』
著者:医療経済学、医療政策、医業経営
評価:経済の観点から医療改革を考える

2004年ドイツで医師免許取得者の1/5は外国人。
日本にも外国人医師を入れるべきかどうか。

日本の産科は子どもが産まれる場所とは限らない。
産科でお産を扱うのは半分以下なのだ。

日本で一番医者の多い県は?
徳島県。
人口十万人当たり医師282人で全国一である。

中国の医療事情。
北京や上海では全分娩の半分以上が帝王切開。
お金儲けのため不必要な手術をするのだ。

さらに中国の死刑囚移植産業。
日本語サイトもできるほど日本人に大人気だった。

医療改革にトヨタ方式。
トヨタのカイゼンの考え方とは。
・不良品を出すと後ろが迷惑だ
・問題は基準との比較でわかる
・改善されれば基準を上げる
・少しずつ前進し継続する
小さな積み重ねで前進するのだ。

著者の提示する少子化対策。
不妊治療する人は毎年47万人。
ここに保険を適用して少子化対策にすべきとする。
また人口中絶する人は29万人。
赤ちゃんポストを増やし堕胎件数を減らすことも提唱している。

・今日の一言
何が問題かは基準と比較してこそわかる。
If you compare the standard, you can understand what is the problem.
뭐가 문제인가는 기준과 비교해야만 비로소 알 수 있다.
问题是什么,和标准比一下才明白。

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