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人と人をつなぐ声・手話・指点字 [本(手話/聴覚障害]

『人と人をつなぐ声・手話・指点字』
市川熹(音声言語処理、福祉情報工学)
岩波書店(2001)


障害者福祉工学の最先端を知る。

盲聾者の触手話。
相手の手を軽く手で包んで手話を読み取るもの。
触れて会話するのである。

手話は手だけでなく表情が重要。
手話による舞台で指先をガムテープで巻いて会話した。
観客はそれでも読みとれる。
しかしお面をかぶって手話すると読みとれないという。
また聾者は手話を相手の目を見ていて、手には視線が行かないという。

日本手話と日本語対応手話はリズムの単位が異なっている。
対して日本語対応手話は日本語と同じリズムである。
日本手話はおそらく英語と同じくフレーズリズムではないかと思う。

プロソディのある手話とない手話の比較。
理解度は80%と50%。
これは音声言語におけるプロソディと同じ。
言語として同じ特徴を持つわけ。

・今日の一言
日本手話と日本語対応手話はリズムの単位が異なる。
Japanese sign language has different rhythm from manually-coded Japanese.
일본 수화와 일본 어대응 수화는 리듬의 단위가 다르다.
日本手语的节奏单位和日语对应手语不一样。

タグ:市川熹
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