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皮膚は考える(岩波科学ライブラリー) [本(生物学]

『皮膚は考える/傳田光洋/岩波科学ライブラリー/2005』
著者:分子工学、資生堂
評価:皮膚の神秘を知る良書。

角層の再生は表皮の自律的機構。
皮膚は自律した高度な器官なのだ。

老人のカサカサ肌の原因は電池切れ。
皮膚は電気で動いているのだ。

東洋医学の経絡の謎。
脊髄の中で表皮からの情報と特定の内蔵からの情報が同じ節で交錯する。
内蔵の異常が特定部位の皮膚の痛みに現れる。関連痛である。
心臓の異常が、
左胸から左手の内側を通って小指までの体表に痛みが出る。
胃の病変はみぞおち、膵臓はその下の腹部表面、胆嚢は右肩である。
体表の特定の点と特定の臓器が結びつき経穴が成立するのだ。

また耳の体性感覚野の隣に内臓感覚野がある。
感覚野での刺激転移という可能性もあるのだ。

・今日の一言
皮膚の経絡は内臓と脊髄で結びついている。
Meridians in the skin connect to internal organs in the spinal cord.
피부의 경략은 내장과 척수에서 연결되고 있다.
皮肤的经络通过脊髓连结内脏。

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