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バイオマスは地球環境を救えるか(岩波ジュニア新書) [本(農業と環境]

『バイオマスは地球環境を救えるか/木谷収/岩波ジュニア新書/2007』
著者:農業工学、バイオマス
評価:バイオマス研究の最前線を知る

バイオマスとは本来、生物量のこと。
それが転じて生物由来のエネルギー資源で、
化石資源を除くものの意味に使われている。

日本は森が多い。
日本の森林効果として京都議定書の3.8%が免除されるらしい。

バイオマスの先進国はスウェーデン。
その消費エネルギーのうち、木質バイオマスが19%を占めるという。

バイオマスもその温暖化防止貢献度は大きく異なる。
サトウキビエタノールは83%
トウモロコシエタノールは23%
ソルガム/スチッチグラス/ポプラは91-94%
また、
風力、水力、原子力は98%
太陽光発電は89%
になるという。
後の発電の数値は、建設費が無視されてると思うけども……

動物の飼育にもバイオマスが登場。
木/シラカバを牛の餌にする実験に成功しているという。

バイオマスは石油のような遍在がないので地産地消を原則にできる。
考えてみれば輸出入で物を運ぶのって無駄。環境に悪いものな。

・今日の一言
その会社は白樺を餌にして牛を育てている。
That company feeds a cow on white birch and breeds it.
그 회사는 자작나무를 모이로 해서 소를 기른다.
那家公司把白桦做饲料养牛。

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