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コーチング-言葉と信念の魔術 [本(教育]

『コーチング』
落合博満(野球評論家、元プロ野球選手)
ダイヤモンド社(2001)


落合って本当に頭いいし、
観察力が高いのに感心。

コーチは見ているだけでいい。
経験を積んでも芽のでない選手には教える。
この見守るというのが難しいよね。

"1+1だけが2ではない"
目的に対して手段はたくさんあるのだ。
落合はいつもいろいろな方向から考えるらしい。
やっぱり頭のいい人なんだな。

どんなに無理でも監督は優勝を狙うと言うべき。
けれど、選手は謙虚さが必要だそうな。
そういえば選手の発言で日本シリーズ逆転とかありましたね。
逆に監督が気弱だと選手もめげるよなあ。

選手は気に入らないプレーをするときに故障する。
嫌々する仕事は注意力が低下して危ないのだ。

選手の欠点を意識させないこと。
欠点は必ずどこかで意識しているもので、
それを指摘すると反発するものだから。

落合が50本塁打したときの方法。
ファウルをスタンドに運べばよい。
レフトにスライスボール、ライトにフックボールを打つようにした。
けれどそれは夫人の助言ほどの効果はなかったらしい。
夫人の助言はホームランバッターはみんな太ってる。
太りなさいとのこと。
体の中心が重い方がよく飛ぶってことかなあ。

いつもシーズンが終わると3~4日寝込んでしまうそうだ。
野球選手も大変だよね。

『コーチングスキル』
鈴木義幸(コーチング・トレーニング、セラピスト)
ディスカヴァー(2005)


臨床心理学的なコーチング技術。

ひたすらその不満相手についての質問をする。
相手に30分間話させる。
話が尽きると客観的になれるという。

相手が自分に対して
どういう影響を受けたか言葉にする。
すると、相手はとても喜ぶわけだ。

つい先延ばししてしまうことは、
行動の過程でなく結果の良いことをイメージするという。
良いことだけイメージして、先延ばししてしまうような……

どんなときでも叱らないで褒め続けるという。
褒めると他者依存的になるとという問題とどう折衷するかが難しい。

・今日の一言(落合博満)
1+1だけが2ではない。
One and one is not the only two.
1 더하기 1만 2는 아니다.
1加1不是唯一的2。

※実は私は中日ファンだったりする。

タグ:落合博満
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