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リーダーの易経-時の変化の道理を学ぶ [本(東洋思想]

『リーダーの易経/竹村亞希子/PHP研究所/2005』
著者:易経研究家
評価:易の基本構造がわかりやすい

時と兆しを洞察する方法を説くのが易。
春夏秋冬の変化、時の変化の原理原則を示す。

人生で遭遇する64種の状況を示し、
それぞれの6段階の変化過程を記す。
それぞれが起承転結の物語。

その状況により気をつけるべき箴言が書かれているというわけ。

『易と人生哲学/安岡正篤/竹井出版/1988』
著者:東洋政治哲学、人物学
評価:易にまつわるおおざっぱな話

大安は一日静かに休むのがよいの意味。
何をしてもいいではないという。
知らなかったなあ。

三菱化成は、易の化し成すより。
化学の意味ではないらしい。

中国人は、シンボライズを愛する民族性を持つ象徴主義者。
何かを代表する具体的な存在で考える。
西洋哲学のように抽象的な言葉を持ち込むのとは違うようだ。

武藤山治の奥さん。寝巻きに贅沢するという。
寝巻きって旦那しか見ないよね。
いい奥さんだなあ……

論語の五十易を学べばの易は、易経でなく亦(また)。
孔子の頃はそれほど易はさかんではなかった。

・今日の一言
亢龍有悔
亢龍悔い有り
Arrogant dragon will have cause to repent.
절정에 이른 용은 자칫 후회하기 쉽다.
已经达到顶点,没有再高的位置。

訳を探すと郭靖の降龍十八掌ばかり出てくる。(笑)

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