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教育で平和をつくる-国際教育協力のしごと(岩波ジュニア新書) [本(世界事情]

『教育で平和をつくる』
小松太郎(発展途上国の教育政策・教育行政・平和教育・紛争後の教育復興)
岩波ジュニア新書(2006)


コソボとアフガニスタンより。現実に世界で頑張る人を知る良書。

構造的暴力の存在とは、
ある社会で特定の個人や集団が不利益を被る構造が存在すること。
差別ということ。

ヨハン・ガルトゥング
消極的平和=戦争がない状態と、
積極的平和=構造的暴力がない状態を区別し、
積極的平和を目指すべきとする。

ボスニアック語、クロアチア語、セルビア語は、
方言ぐらいの違いしかなく、意志疎通に問題がない。
はっきり違うのはアルバニア系ぐらいかな?

コーランの丸暗記の方法。
子どもが数ヶ月から数年かけて行う。
リラックスできる座り姿勢で、リズムを取りながら音読する。
リズムを取るというのが、重要なポイントだと思う。

ユーゴスラビアの社会主義時代の民族意識を取り上げない教育から、
現在の多文化教育へ。
差を無くすより、差を認め合う方法へと変化しているらしい。

社会関係資本とは同じ社会に住む人間同士の信頼関係のこと。
社会関係資本を蓄積することが発展途上国には重要なのである。

・今日の一言
社会関係資本とは同じ社会に住む人間同士の信頼関係のことである。
Social capital is the relationship between people in the same society.
사회자본이라는 것은 같은 사회에 사는 인간 사이의 신뢰 관계이다.
社会资本是住在同一个社会的人们之间的友好关系。

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