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トンデモない生き物たち [本(生物学]

『トンデモない生き物たち』
白石拓(科学ジャーナリスト)
宝島社(2006)


驚きの生物を知る楽しい良書。
人間の技術はすべて生物にあり。

ミイラになるユスリカ。
-270℃から100℃に耐えられる。
17年後に復活した記録があるらしい。
ミイラの秘密を研究すると、医学にも発見があるかもしれない。

シロアリなど社会性昆虫は、集団のために命を捨てる。
ムヘイシロアリは強敵に対しては自爆して毒をばらまくのだ。
アリやシロアリは、コロニー全体が一つの生命と見ると理解しやすい。

金属を体に備えた貝。
磁鉄鉱の歯を持つのがヒザラガイ。
硫化鉄の貝殻を持つのがウロコフネタマガイ。
とても強そうだ。

中国の毒鳥鴆とは?
・南方に住む
・大型で全身黒っぽい眼の回りとくちばしだけ赤い
・羽毛が猛毒
・アルコールに抽出される
・肉にも毒がありくさくて食用にならない
そして、似た鳥がニューギニアで発見された。
古代はきっと広東あたりにいたのかもしれない。

植物の維管束は光ファイバー回路。
光の信号が伝わっているという。

オーストラリアの動物園には、
ダーウィンがガラパゴスから持ち帰ったガラパゴスゾウガメが健在だ。
1830年11月生まれで、175歳だとか。
本当に長生きだ。

非常食としてダニを飼うアリ。
キノコ農業に、アブラムシ放牧、
食用のダニとアリには驚くべきものが多い。
飼われるダニも、人間の飼う豚や牛同様に、
飼われるために進化しており、もはや野生では生きられないらしい。

・今日の一言
オーストラリアの動物園にダーウィンがガラパゴスから持ち帰ったガラパゴスゾウガメがいる。
An Australian zoo has the Galapagos tortoise which Darwin took it back to England from the Galapagos Islands.
오스트레일리아의 동물원에서는 다윈이 갈라파고스부터 갖고 간 갈라파고스 황소거북이 있다.
达尔文从加拉帕戈斯群岛带回了的加拉帕戈斯象龟在澳大利亚的动物园。

タグ:白石拓
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