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自殺が減ったまち [本(医療問題]

『自殺が減ったまち/本橋豊/岩波書店/2006』
著者:公衆衛生学、地域における自殺予防
評価:秋田県での自殺対策の解説

自殺を個人の問題のみに還元しないこと。
自殺者は十分な判断力で自殺するわけではないからだ。
90%は鬱病やアルコール依存であるという。
鬱病の早期発見と治療、
自殺予防の健康教育と広報啓発活動が重要なのである。

公衆衛生学では、緊急時は手探りで最善の方策を絞り出し実行する。
学問は真実を突き止めようとするものだが、
行動しなければならないときは、
真実が見えなくとも動かねばならぬのだ。

個人連帯保証人は基本的人権を無視しているという。
なぜこんな制度がまだ残っているんだろう。

・今日の一言
自殺者は自分の意志で自殺するのではない。
A suicide doesn't commit suicide of her/his own free will.
자살자는 자신의 의지로 자살하는 것이 아니다.
自杀者不是自愿自杀。

タグ:自殺 本橋豊
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